こんにちは、石本です。
先月、高知南高校で「登山家」栗城史多さんの講演会がありました。

本当は昨年開催する予定だった講演会でしたが、講演直前、
4度目となる単独・無酸素エベレスト登頂に挑戦するも8000m付近で断念、
指9本に凍傷を負う大けがで講演中止となっていました。
そんな中、今年度で定年退職する垣内校長の強い想いが届き実現したのです。

高校1、2年生に向けて
『見えない山を登っている全ての人たちへ』というテーマで
「冒険の世界だけが特別な世界ではない。人は誰もが冒険し、見えない山を登っている。
夢を否定しないで自分の中にあるエベレストに一歩踏み出して欲しい。」
とエール贈ってくれた栗城さん。
自身も、
「どの医者にも無理と言われてきた指の再生治療に、東京大学医学部の方と挑戦しています」
と切断せずに治療していることを報告してくれました。

命を懸けたメッセージはそれぞれの胸に刻まれ
何かの節に一歩踏み出す大きな力となってくれるでしょう。