The Long And Winding Road(The Beatles)が似合う季節になってきましたね。そんな11月の週末13・14日、高知商業高校の学生が主催している「はりまやストリートフェスティバル」の取材にはりまや橋商店街におじゃましてきました。
の前に、この「はりまやストリートフェスティバル」についてちょっとだけ説明を。この催しは“勉強をしたくてもできないラオスの児童が教育を受けられるよう小学校の建設を支援する”ことを目的に、高知商業高校の学生が一年を通じて行っている活動です。そして、その集大成がこの日のフェスなんです(
→詳細は学校ぺーじから)
これまで、生徒総会で方針を決定したり、研修やラオスを訪れての交流・買い付け、そしてフェスティバルの準備などの取り組みの成果を発表する場でもあるのですが、学生さんたちはどうでしょうか・・・。

これははりまや橋商店街入り口から。商店街全体を利用して様々な商店が軒を並べています。
週末ということもあり、たくさんの人で賑わっていました。写真は私がおじゃました日曜日の午後なんですがいい感じですね。

学生が実際にラオスの街を訪問して商談の重ね仕入れてきた商品です。
織物・布製品や銀製品・アクセサリー、民芸品まで様々な品物が並んでいます。

嗜好を凝らした催し物があちらこちらでみられます。

焼き鳥屋さん。ごちそうさまでした。

揚げタコ屋さん。ごちそうさまでした。

インターンシップで頑張っていた4人組。

カメラを構えると集まってくれた女子5人衆。
本当に学生さんたちがキラキラしていて、道行く人とのコミュニュケーションを楽しんでいました。
このフェスティバルを通じて、高知の方々にもラオスのことをちょっとでいいから知ってもらいたい。そして自分たちの一生懸命で売り上げたお金でラオスに小学校が建つ。でも、ボランティア活動とくくることができないくらい実は彼ら彼女らの活動は複雑かつ楽しさでいっぱいなのです。なんでも、学校内で模擬株式会社を設立し、株券発行などの運営により資本を手にして買い付け・販売、その年の純利益がラオスの建設費用に当てられるというわけです(
→詳しくはこちら!)
平成6年から続いてきたこの活動、今年で16年目になります。これまで6つの小学校が建設されてきました。私にできること、私たちが本当にしなくてはならないこと、日常では気付くことのできない遠く離れた、でも陸と海で繋がっている国の大きな問題を知ることができ、そして何かの形で協力できた一日。そして何より地元を盛り上げようと地域の学生が頑張ることで商店街に活気があふれたことがとても嬉しく思えた週末でした。